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「毒」は人間関係のいいスパイスになる

「毒」は人間関係のいいスパイスになる

2018.8.25

例えばあなたはこんな気持ちになることはないですか?

・友達の結婚や出産の報告を聞いたり
SNSで幸せな投稿を見るたびに
心の中がドス黒い気持ちでいっぱいになる。

・職場や仲間内で、自分のやりたい様に
やっている人が可愛がられて腹が立つ。

・嫌いな人がいて、あの人なんて
いなくなれば自分は楽になれるのに、と思う。

などなどなど。

 

 

こういった気持ちのことを

ここでは「毒」と書きますね。

 

 

ほとんどの人はこの「毒」を

自分が感じた時に、

まずそう思った自分を責めたりしませんか?

 

 

こんな事を思うなんてなんて性格が悪いんだろう
こんな事思っているなんて誰にも言えない、、

そんな風に罪悪感を持ちませんか?

 

 

という私も過去にシングルだった時は、

クリスマスになぜか表参道を歩いていて

カップルのいちゃつく後ろ姿を見ては

後ろから蹴り入れたろうかな、と

思っていました笑。

 

 

今となっては笑えるネタですが、

その時はそんな事を思う自分にも

自己嫌悪と惨めさを感じて

早く表参道から立ち去りたかった位です。

 

 

嫉妬や怒りの感情は

自分が大事にしている事や
本当に望んでいる事を

教えてくれる、という話も

いつもしているのですが、

 

 

今回は、この「毒」は実は

人間関係のいいスパイスの役目を

してくれるんだよ〜という話.

 

 

どういう事かというと、

人って一緒にいる人が

心が綺麗すぎたり

当たり障りない事ばかり言ったり

そういう人だと

面白みを感じなかったり

自分の本音を話せなかったりするんです。

 

 

多くの人はなぜお笑いが好きなのかって、
(色んなお笑いの形はあるけれど)

人が毒を吐いたり

人には見せない姿を見せたり

そういうものを見たい、という

気持ちがあるからだと思うんですね。

 

 

もちろん、スパイスどころか

毎回会うたびに毒しか言わない人や

陰口ばかりのグループにいると、

それはまた違うと思うのですが、

 

 

自分の黒い部分は誰にも見せられない、、!

そう思っている方は

たまにはそういう部分も見せてみるのは、

相手との距離をぐっと近付ける時もあるよ、

という事なんです^^

 

 

私は過去に自分の殻を破れなかった時、

友人に「祥子は綺麗な部分しか見せないよね」と

寂しそうな顔で言われた事があります。

 

 

そして自分の殻を少しずつ破る中で、

自分のそういう所を人に見せる様にして行ったんですね。

すると一緒にいる人が喜ぶ喜ぶ笑。

 

 

今も婚活に悩むクライアントさんとの話の中で、

上のクリスマスの話をすると

「祥子さんもそんな風に思うんだ笑」と

気が楽になってくれるみたいなんです。

 

 

今ご相談を受けている継続のクライアントさんも、

ずっと綺麗な自分でいなければと

自分の中の毒を人に見せてこない人でした。

 

 

心の中では自分がその気持ちを否定している分、

反動で煮えたぎる様な感情もあったのに。

 

 

でも今回の話をした時に、


「その発想はなかったです、、!」と

目からウロコだったみたいなのです。

 

 

でも反対の立場だったら少しわかるかもしれませんね。

一緒にいる人がいつも綺麗な事ばかり言っていたら、

こちらは自分の汚い部分なんて見せられない><と

飾ってしまいそうじゃないですか?

何か相談したい事があっても、

そのドロドロの部分までは話せなさそうですよね。

 

 

でもこの「毒」は

人は元々必ず持っているものだと思うんです。

 

 

だからまずは、

それを感じる自分を否定しなくて大丈夫。

それを無いものにしなくても大丈夫。

 

 

心の中ではいくら「居なくなれ!」と

相手を攻撃したって、

現実ではなんにも起こらないので

いくらでも言っちゃってください笑。

 

 

そうして気持ちを吐き出し切ると、

その奥の本当の気持ち

寂しい、だったり
私もああなりたい、だったりが

出てくると思うから。

 

 

毒を否定してしまっているうちは、

この本音になかなか気付けないですからね。

 

 

そして誰かとの関係の中で、
こっそりスパイス的に話してみてくださいね。

毒はその人の面白み、魅力にもできるから♪