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依存と甘えの違い

依存と甘えの違い

2018.8.25

 
今日のテーマは
 
リクエストがあったので、
 
『依存と甘え』について。
 
 
 
 
 
 
 
リクエストくれた方は、
 
元々長い間、不倫状態の彼と
 
腐れ縁の様に別れられないでいたけれど、
 
 
 
 
 
 
 
私の所に相談に来てくれて
 
自分の本当に望んでいるものがはっきりとして、
 
その彼とお別れをしたんです。
 
 
 
 
 
 
 
そして前を向いて歩き始めたけれど、
 
前に依存体質で執着してしまったから、
 
逆に今は自立をしすぎてどう甘えたらいいかわからない。
 
 
 
 
 
 
 
甘えすぎたらまた依存になってしまうのではないか。
 
その加減がわからない、という事でした。
 
 
 
 
 
 
 
この彼女のように、
 
昔誰かに依存した経験がない人でも、
 
実は自立型の人はみんな
 
`少しでも自分が誰かに頼ったら
 
自分が弱くなってしまうんじゃないか`
 
そう無意識に恐れていたりします。
 
 
 
 
 
 
誰でも生まれた時は周りに頼っていて
 
それを当たり前に受け取っている。
 
でも頼れなくなる、というのは、
 
やっぱり甘えた時に傷ついた経験があるはずなんです。
 
 
 
 
 
 
逆に甘え上手な人は、
 
自分が愛される存在だとわかっているので
 
甘えられるんですよね。
 
 
 
 
 
 
そうなると、自立型の人は元々
 
すごく繊細だったり感じやすかったりするからこそ
 
`自分でなんとかしなきゃ``人に迷惑をかけられない`
 
そう思って自立の鎧をまとうんですね。
 
 
 
 
 
 
そして唯一自分をさらけ出せる人が見つかると、
 
そこに依存してしまうんです。
 
だってそこでしか本来の自分を出すことが出来ないから。
 
その場所を失うことは自分を失うようなもの。
 
 
 
 
 
 
でもそれは彼フォーカスではなく、
 
自分フォーカスなので、
 
その恋愛は上手くいかなくなっていきます。
 
 
 
 
 
 
だからまず自立型の人は、
 
・普段から色んな場所で自分自身を出せていないこと
・本当は自分はとても繊細で傷つくのが怖いこと
・弱さを見せることに抵抗があること
・本当は人に頼りたいこと甘えたいこと
 
などを自覚していく必要があります。
 
 
 
 
 
 
その気持ちを抑えるほど、
 
どんどん鎧は固くなり甘えられなくなっていきます。
 
そのストレスをお金を使って散財したり
 
ワーカホリックになったり
 
自分が本当に望んでいない方向に人生が進んでいってしまいます。
 
 
 
 
 
 
だからまずは自分で甘えたい気持ちを受け入れてあげる。
 
そして出しやすい身近な人に小さな事から甘えてみる。
 
 
 
 
 
 
例えば、
 
・夜寂しくなってこんな時間に電話したら悪いかな、、と思っても
 
友達に電話していい?と聞くだけ聞いて見る。
 
・相手にこんな自分見せられない!と思う姿ほど、見せてみる。
 
・大変な時に`手伝って欲しいな`と言ってみる。
 
など、
 
今までしなかった事をして成功体験を積んでいくんですね。
 
 
 
 
 
 

そしてそこで心を開けた時に

依存に転じすぎないためには、

 
(それも経験しながら行きすぎたり戻ったりするのが
一番の学びになるのですが)
 
 
 
 
 
 
 
そこに自分の意思を置いてきぼりにしたり、
 
結果を相手に求める状態が『依存』
 
なんだと思うんです。
 
 
 
 
 
 
最終的には自分の人生の責任と舵は自分で取る。
 
相手がどれだけ大切でも
 
譲れないものは自分で大事に出来る。
 
どんな結果になっても相手のせいにするのではなく
 
自分が選んだ責任だと自覚する。
 
 
 
 
 
 

『甘える』こと自体が

自分を大事に出来たという事なので、

そこで一つ完了。
 
相手の反応を期待しすぎない。
 
 
 
 
 
 
自分の人生の軸は持ちながら、
 
時に相手に支えてもらい、
 
時に相手を支える。
 
そんなイメージを持ってみるといいかもしれません。
 
 
 
 
 
 
そして『依存』も悪者にしすぎないで下さいね。
 
それは誰もが持っている当たり前の欲で、
 
それを自分で何とかしないといけない訳でもない。
 
相手にとって負担でなく喜びになる場合もあるんです。
 
 
 
 
 
 
だから何でもやってみて蓋を開けてみなければ
 
人と人の関係は何が正解かなんてわからない。
 
例えまた傷ついたとしても、それで死ぬことはありません。
 
それを怖がって何も経験しない人生と、
 
傷も喜びも幸せも、全てを味わう人生と、
 
どちらを選びますか?
 
 
 
 
 
 
豊かな人生をぜひ
 
味わってみて欲しいなと思います。