自分に厳しい人ほど『自分に甘いんです』と言う
2018.8.27
今日は
『自分に厳しい人ほど
｀自分は甘いんです｀という事が多い』
というお話です。
実際に今までご相談にこられた方で、
そう言われた方は全員自分に厳しい方でした。
でもそれをお伝えしても
最初は皆さんピンとこないんです。
「いやいや、私本当にダメなんです、、！」
と言われる方もいましたが、
自分に甘い人が自分をダメ、とは
言わないんですよね。
実際に私自身も過去は、
自分は人と比べてこうだから
なんて自分に甘いんだろう、、
そんな風に思っていた事がありました。
でもね、誰と比べて？？？
人は1人1人体力だってエネルギーだって
性格だって同じ人はいなくて、
その｀私は甘い｀は誰基準なんだろう？
例えば、
「やると決めた事が続かないんです」
「ジムを疲れてサボってしまいました」
「週末は寝て終わってしまうんです」
などなど。
これ、全部ちゃんと理由があります。
でもその理由の部分はみんな見ないで、
出来ない＝ダメ、甘い
と自分をジャッジしてしまう。
まるで体育会系、軍隊のようじゃないですか。
つべこべ言わずにやれ！
お前はダメなやつだ！という声がけを
自分にしている状態です。
そして自分の気持ちを抑え込んだまま
それを続ければ、
必ずどこかで燃え尽きてしまいます。
上に書いた理由のほとんどが、
違う所でエネルギーを消耗している
からです。
例えば、
・会社や周りの人にずっと気を使っている
・自分の事を否定し続けている
・不安ばかり浮かんでいつも頭が忙しい
・辛い環境にいて耐え続けている
・常に何かに追われている様に努力し続けている
などなど。。
そこで沢山消耗しているのに、
更にムチを打とうとしているんです。
本当に自分に甘かったら、
自分が休む事も受け入れているはず。
だから自分が動けない時、
気持ちが向かない時、
起きれない時、
全部心と身体のサインだと思ってあげてください。
甘えてはいけない、と思っている人が
本当に多いけれど、
自分に余裕がなければ
いい仕事も出来ないし
人の役にも立てません。
自分の体力やエネルギー量をよく知って、
自分だけの基準を作ってあげてください。
これ以上やってしまうと自分はダメなんだな、
ここまでは大丈夫だな、
そんな風にまずは自分を知ってあげてください。
周りから何か言われた場合も同じです。
その人には自分の限界は分からないので、
人から言われたからと心と身体が壊れるまで
我慢し続けないでくださいね。
そして少し余裕が出来てきたら、
なぜそこまでエネルギーを消耗していたのか
その根本と向き合う事がオススメです。
自分でも気付いていない「〜しなければ」が
自分を苦しめている事が多いから。
でもまずは自分に
その余裕を作る事から
はじめてみてくださいね＾＾
