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正しい喧嘩(ディスカッション)の仕方

正しい喧嘩(ディスカッション)の仕方

2018.8.25

『相手に自分の事を表現する』事は

より深く自分自身を知る方法でもあります。

 

 

会社の同僚、

パートナー、

上の立場である人は後輩や部下に、

言いたい事を言えなかったり

どう意見を伝えたらいいのかわからない人も

多いのではないでしょうか。

 

 

それが

プライベートの場合

自分がしこりを残さずにスルー出来る事であれば、

 

 

仕事では

業務に支障が出ずに自分も流す事が出来るのなら、

 

 

伝えなくていい事もあると思います。

 

 

でもその逆で、

言わないけれど自分の中に不満が溜まってしまったり

仕事に支障が出るのであれば、

いい形で伝える事が大事になってきます。

 

 

そこを常に我慢していると、

`本当の自分の譲れないもの`や`大切なもの`が

分からなくなってしまうし、

 

 

ビジネスでは目的達成から外れたり

相手とも対等な関係にはなりません。

 

 

まず、自分の意見の伝え方として、

『相手を責めない』という事が大事です。

 

 

自分の意見を伝えるのに慣れていない人だと、

どう伝えていいのか分からず、

気持ちのままぶつけて`あなたが〜だから`と

責めるような口調になってしまう事も。

 

 

そうすると相手は構えてしまって

逆にあなたの意見や気持ちが

ストレートに伝わりません。

 

 

『私はこう思うのですが』と

`自分`を主語に伝えましょう。

 

 

「周りの人がこう言っていて」という言い方も、

正論であっても相手には受け入れにくくなってしまうのと、

相手のプライド傷つけてしまうのでNGです。

 

 

そしてその後に、

相手の意見も聴いてみましょう。

 

 

この時の注意点は、

相手がどんな事を言ったとしても

それが自分の価値観と違うとしても

まずは相手がそう思っている事を受けとめましょう。

 

 

『あなたはそう思っているんだね』と

否定せずに受け止め相手に伝える事で、

相手も本音で話しやすくなります。

 

 

ここで『それは違う』とか『間違ってる』と

自分の価値観で判断してしまうと、

相手はこの人には自分を理解してもらえないんだ、と

心を閉ざしてしまうか、

攻撃態勢に入る可能性があります。

 

 

そうなってしまうと今後余計にその人の関係が

難しくなっていきます。

 

 

前提として、

人はそれぞれ物事を自分のフィルターを通して見ていて

それぞれに感じる事に誰かが簡単にジャッジ出来るような

良い悪いはないと言うことを理解しておく必要があります。

 

 

明らかに法を犯していたり

会社の規則に反していたりする事でも、

それをあなたが強く押さえつけても

また繰り返す可能性が出たり根本的解決にはなりません。

 

 

一番の解決方法は、

相手がなぜそれをしたのか相手の本音を話してもらう事。

それが一番の近道です。

 

 

そうして自分の意見を伝え

相手の意見も聞き、

お互いに歩み寄れる所を探してみましょう。

 

 

それがいい喧嘩(ディスカッション)の

仕方だと私は思います。

 

 

こういうコミュニケーションを重ねる内に

自分でも自分は何が譲れないのか

どんな意見を持っているかを

常に発見出来るんです。

 

 

時に人間同士、

泥臭くぶつかる事も必要な時もあるのですが、

 

 

ある程度の距離がある人や

普段本音を話し辛い人のコミュニケーションについて

今日は書いてみました。