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自分に絶望しなきゃ変われない?

自分に絶望しなきゃ変われない?

2018.8.16

 

いつも講座では言われるのですが、

「学生の時に国語や数学でなく

こういう事を習いたかった、、!!」

とメンバーさんから声を頂きました。

 

 

本当に小学校で`道徳`は学んで

人への配慮や優しさは知るのに、

自分との付き合い方はどこも教えてくれない。

 

 

だから日本人の多くは自分を置き去りに

周りの事を優先するのが当たり前の文化になる。

 

 

知っているだけで

悩みの深さは全然変わるのに。。

 

 

今日はそんなメンバーさんとのやり取りで

出てきたテーマです。

 

 

私は人が変わるときには、

「心底自分に絶望して

今の状況に嫌気がささないと

土台からの変化は出来ない」

伝えているのですが、

 

 

その本当の意味を

今日は書いてみますね。

 

 

その方は引き寄せなどを信じて

悪い考えが浮かんでも

`そんな事を考えてはダメ、

いい考えに変換しなければいけない`と

思っていました。

 

 

例えば周りの人が結婚をして

それはすごく幸せなことだし

周りに幸せな人がいるということは

自分も幸せが近づいている、

という考え方を元に

 

 

焦りやモヤモヤを抑えて

自分も喜ぶようにしていましたが、

後から気持ちが崩れて

不安定になることもありました。

 

 

その方は自分の中で

本当の気持ちに蓋をしてきた

ということになるんですね。

 

 

でも人間はそんな綺麗なものではなく

誰にでも汚かったり醜くかったり

自分では見たくない気持ちを

持っているものです。

 

 

それは本能として、

元々生き延びるために

ネガティブな感情をみんな

持って生まれてきているんですね。

 

 

なのに、

そんな事を感じる自分は

性格が悪いんじゃないか、

自分だけが変なんじゃないか、

 

 

そんな風にネガティブを排除しようとする。

 

 

そこを自分に対して

 

誤魔化さずにちゃんと感じて

今の自分の全てを直視することが、

ある意味「自分に絶望する」

ということでもあります。

 

 

自分の全てを否定せずに

受け入れる、

ということなんですね。

 

 

だから`自分に絶望する`という言葉は

怖いと思うかもしれませんが、

怖いことではなく

今まで否定してきた自分の全ての感情を

ジャッジせずに受け入れる、

ということなんです。

 

 

ここが本当のスタートで

これをしなければその先へは行けません。

 

 

よくある自己啓発などの考えで

表面的に思考を変えたり、

考え方を変えるというのは、

マイナスからゼロへの土台を

作った上ですることなんです。

 

 

ここを間違えて先に

考えを変えよう変えようとして、

何度も引き戻されて

変われず苦しんでいる人は多いです。

 

 

表面だけを変えるのではなく

根本から本当の解決をすることが

一番の近道なんです。

 

 

だからどんな感情であれ

まずは否定するのを止めて

`それも自分だ`と

受け入れてみてください。

 

 

自分に対して

`いい子な自分`だけを

良しとするのではなく、

ありのままの自分でいいと

まずは自分が

言ってあげてください。

 

 

自分はどうあがいても

別の人にはなれません。

 

 

だったらまずは

一生付き合っていく自分を、

フィルターを通さずに

知ってあげてくださいね。

 

 

そこからどんな自分になりたいのか

考えていくのが

自分を活かして生きるという事だと思います^^

 

 

祥子